ティーチング Teaching

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コース・授業Course / lesson

医学科1年 「医学導入 Medical Introductory Course」

医学科1年「医学導入 Medical Introductory Course」において、「国際医療:地域間の健康格差とその是正」の講義を担当しています。

医学科3年 「公衆衛生学」(科目責任者)

  • 担当教員

    藤原 武男

  • 主な講義場所

    3号館3階 医学科講義室2

  • 授業の目的、概要等

    疾病の環境要因について学び、その予防について考察できる能力を獲得することを目的とする。

  • 授業計画

    • ケーススタディ

      藤原 武男(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 教授)

    • 疫学

      谷 友香子(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 講師)

    • Critical appraisal 1

      藤原 武男(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 教授)
      那波 伸敏(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 准教授)
      森田 彩子(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 准教授)
      谷 友香子(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 講師)
      山岡 祐衣(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 プロジェクト講師)
      西村 久明(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 助教)

    • システマティックレビュー

      藤原 武男(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 教授)
      谷 友香子(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 講師)
      山岡 祐衣(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 プロジェクト講師)
      河原 智樹(大学院医歯学総合研究科生命情報応用学分野 助教)

    • グローバルヘルス

      中村 桂子(大学院医歯学総合研究科国際保健医療事業開発学 教授)

    • 公衆衛生学とAIの接点、その学び方

      清水 秀幸(M&Dデータ科学センター・AIシステム医科学分野 教授)

    • Critical appraisal 2

      藤原 武男(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 教授)
      那波 伸敏(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 准教授)
      森田 彩子(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 准教授)
      谷 友香子(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 講師)
      山岡 祐衣(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 プロジェクト講師)
      西村 久明(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 助教)

    • 障害児医療

      髙橋 真(NPO法人アクセプションズ 理事)
      谷 友香子(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 講師)

    • ゲノム疫学

      田中 敏博(大学院医歯学総合研究科疾患多様性遺伝学分野 教授)

    • 歯科疫学

      相田 潤(大学院医歯学総合研究科健康推進歯学分野 教授)

    • たばこ・がん対策

      片野田 耕太(国立がん研究センター がん対策研究所 部長)

    • ライフコース疫学

      藤原 武男(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 教授)

    • 児童虐待

      山田 不二子(認定NPO法人チャイルドファーストジャパン 理事長)

    • 空間疫学とGIS

      髙橋 邦彦(M&Dデータ科学センター・生物統計学分野 教授)

    • 医療行政

      岡田 就将(大学院医歯学総合研究科政策科学分野 講師)

    • Critical appraisal 3

      藤原 武男(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 教授)
      那波 伸敏(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 准教授)
      森田 彩子(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 准教授)
      谷 友香子(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 講師)
      山岡 祐衣(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 プロジェクト講師)
      西村 久明(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 助教)

    • 公衆衛生学試験

      谷 友香子(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 講師)

  • 授業方法

    講義及び課題研究を行う。

  • 成績評価の方法

    筆記試験の結果および課題研究の成果、その他授業中に示す。

  • 準備学習などについての具体的な指示

    事前に Webclass にアップした資料(論文、著作、教科書のチャプター等)がある場合、しっかり読んでおくこと。

  • 参考書

    • 社会疫学<上・下>.編者:リサ・F・バークマン, イチロー・カワチ, M・マリア・グリモール.監訳:高尾総司, 藤原武男, 近藤尚己.大修館書店、東京、2017. Pp1-391, 1-425.
    • 医学から見た「幸福は人に伝わる」.著者:藤原武男.潮出版社、東京、2018. Pp1-144.
  • 他科目との関連

    公衆衛生学は典型的な社会医学であるから、基礎医学、臨床医学の各科目と深く関係する。系別講義「社会医学」の他、系統講義「衛生学」、「医動物学」、「法医学」とは特に密接に関連する。

医学科4年 「公衆衛生学実習」(科目責任者)

  • 担当教員

    藤原 武男(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 教授)
    那波 伸敏(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 准教授)
    森田 彩子(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 准教授)
    谷 友香子(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 講師)
    山岡 祐衣(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 プロジェクト講師)
    西村 久明(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 助教)
    伊角 彩(大学院医歯学総合研究科政策科学分野 講師)
    土井 理美(大学院医歯学総合研究科政策科学分野 助教)

  • 授業の目的、概要等

    公衆衛生学の現場に学び、実際に役立つスキルを獲得する。

  • 授業計画

    1~20 公衆衛生学実習
    藤原 武男(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 教授)
    21~25 公衆衛生学実習(プレゼンテーション)
    藤原 武男(大学院医歯学総合研究科公衆衛生学分野 教授)

研究実践プロジェクト

藤原研では、研究実践プロジェクトとして学生の研究室配属を受け入れています。1年生から3年生が主な参加者で、統計解析のスキルを身につけたり、自分のやりたい疫学、公衆衛生学の研究内容をみんなで議論しながらブラッシュアップしたりと、自由な雰囲気で実施しています。
主に月曜日の夕方(16時半−18時)に研究室のセミナー室でゼミ形式で実施しています。

プロジェクトセメスター

医学部医学科4年生が6ヶ月、研究室に配属し研究を遂行するものです。藤原研ではハーバード大学を始め著名な海外の大学での研究機会を提供しています。派遣期間は3ヶ月ですが、事前の3ヶ月で統計解析、疫学の基礎をしっかりと習得してから行くので派遣先でも充実した学びの機会を得ることができます。藤原研のプロセメ学生は多くが論文を執筆し出版させています。以下はその例です。

修士課程(医歯理工保健学専攻) 「環境社会医歯学」

大学院医歯学総合研究科医歯理工学専攻修士課程「環境社会医歯学」において、「ライフコース疫学」の講義を担当しています。

博士課程(医歯学系専攻) 「公衆衛生学:特論、演習、研究実習」

  • 担当教員

    教授 藤原 武男
    准教授 那波 伸敏
    准教授 森田 彩子
    講師 谷 友香子
    プロジェクト講師 山岡 祐衣
    助教 西村 久明

  • 主な講義場所

    M&Dタワー16階公衆衛生学分野研究室
    ※演習および研究実習では、場所を変更することがあるので、受講前に担当教員に確認すること。

  • 授業目的、概要等

    人々が病気にならないようにするにはどうすればいいのか、という疑問を実証データにより解決できるようになることを目的とする。そのために、疾患罹患のリスクについて正しく理解することができることを目標とする。具体的には、疾患になるリスクを高める個体としての要因(遺伝子等)と環境要因、特に社会的環境要因は何か、その交互作用とは何か、胎児期や幼少期の長期的影響といったライフコースの視点も用いて因果推論を行うことができるようにする。また、疫学調査にまつわる様々なバイアスを補正するために、高度な統計解析手法を身につける。さらに、得られたデータを論文化し、国際学術誌に発表することでエビデンスを蓄積し、世界に貢献する姿勢を身につける。最終的には、本授業を通じて、具体的な政策やプログラムを立案し、実際にフィールドで展開することで疾病予防のエビデンスを構築できるようになることを目標とする。

  • 授業の到達目標

    • 疾病罹患のリスクについて正しく説明できる
    • 自らのリサーチクエスチョンを言語化し、疾病リスクに関する仮説を立てることができる
    • リサーチクエスチョンを解決するために、フィールドを開拓することができる、または既存のデータにアクセスすることができる
    • 疫学研究のデザインについて説明できる
    • 必要なサンプルサイズを計算できる
    • 一般的な統計解析(多変量解析、ロジスティック解析等)や高度な統計解析(マルチレベル解析、傾向スコア法、多重補完法等)を行うことができる
    • 論理的にリサーチクエスチョンを正当化することができ、英語で論文を執筆することができる
    • 介入政策、プログラムを立案し、その効果を検証する研究計画を立案することができる
  • 授業方法

    講義、少人数または1対1での討論または演習形式で指導する。必要に応じて英語で授業を行う。

  • 授業内容

    日時が明確でないプログラムについては、適宜、担当教員に確認すること。

    【特論】
    前半では疫学および統計解析の基礎を講義する。後半では高度な統計解析手法について講義する。また、最新の論文を批判的に読みながら、新しいリサーチクエスチョンを生み出す抄読会を行う。

    参加可能プログラム
    ・セミナー/抄読会  毎週水曜日 12:00-13:00
    ・大学院特別講義   随時

    【演習】
    統計ソフト(Stata)を用いて、実際のデータを使った解析演習を行う。また、フィールド調査への参加を研究の演習とする。さらに、お互いに研究の進捗を発表し、意見交換を行う場に参加し、どのように疫学研究を進めるかについて学ぶ。

    参加可能プログラム
    ・解析演習、指導   随時
    ・学外実習(フィールド調査参加)  随時

    【研究実習】
    自らのリサーチクエスチョンを解決できるフィールドでの調査および2次データ解析を行い、論文執筆を行う。さらに、お互いに研究の進捗を発表し、意見交換を行う。

    参加可能プログラム
    ・調査、分析計画検討会  随時
    ・フィールド調査  随時

  • 成績評価の方法

    講義、演習、研究実習への参加状況(質疑応答の内容など)、個別の研究の進捗状況、統計解析スキル、論理的思考力、英文論文執筆能力の獲得の程度に基づき、公衆衛生学の専門家としての知識と技能を総合的に評価する。

    • 講義、演習、研究実習への参加状況
    • 研究の進捗状況
    • 統計解析スキル、論理的思考力、英文論文執筆能力の獲得の程度
  • 準備学習等についての具体的な指示

    事前に提示する配布教材を基に、十分な予習を行うことが必須である。演習および研究実習については、個別に進捗状況に応じた課題を提示する。

  • 参考書

    • 社会疫学<上・下>.編者:リサ・F・バークマン, イチロー・カワチ, M・マリア・グリモール.監訳:高尾総司, 藤原武男, 近藤尚己.大修館書店、東京、2017. Pp1-391, 1-425.
    • 医学から見た「幸福は人に伝わる」.著者:藤原武男.潮出版社、東京、2018. Pp1-144.
  • 履修上の注意事項

    自らのリサーチクエスチョンを持って参加すること。参加する場合は、事前に教員の許可を取ること。

  • 英語による授業

    一部を英語で行う

  • オフィスアワー

    水曜 10:00~12:00 問合せ先 公衆衛生学分野 藤原 武男

  • 備考

    社会人でも履修できるよう、個別の状況に応じた指導を行う。
    ハーバード公衆衛生大学院等との国際共同研究プログラムを用意している。
    フィールドは国内外を問わない。
    進学前の専門性(医学、歯学、栄養学、看護学、経済学、教育学等)も問わない。

修士· 博士課程(臨床疫学プログラム(Clinical Epidemiology Program(CEP))「疫学基礎」(科目責任者)

  • 担当教員

    講師 谷 友香子

  • 主な講義場所

    アクティブラーニング教室(M&Dタワー4階図書館本館)

  • 授業の目的、概要等

    【授業目的】
    疫学の基礎を理解する。

    【概要】
    疫学の基礎を理解し、臨床研究論文を適切に解釈し執筆するための土台をつくる。

  • 授業の到達目標

    臨床疫学研究を実施するにあたり必要となる疫学の知識を身に着ける。

  • 授業方法

    科目担当者の講義による。

  • 成績評価の方法

    8回のうち5回以上の出席が必要で、成績評価は提出レポート内容(50点)と参加状況(50点)を総合して評価する。

  • 準備学習等についての具体的な指示

    講義概要に示す各担当教員の講義内容について、下記に示す参考書や文献などを参照して事前に予習することを勧める。また、事前に動画視聴などが必要な授業があるので、注意すること。

  • 参考書

    日本疫学会, はじめて学ぶやさしい疫学 第3版. 南江堂; 2018.
    木原正博. 疫学 -医学的研究と実践のサイエンス. メディカルサイエンスインターナショナル. 2010
    Gordis L. Epidemiology. 6th edition. Philadelphia: Elservier; 2018

  • 履修上の注意事項

    講義への出席は必須である。また、課されたレポート等は必ず提出すること。

修士· 博士課程(臨床疫学プログラム(Clinical Epidemiology Program(CEP))「疫学応用」

大学院医歯学総合研究科医歯学系専攻修士· 博士課程(臨床疫学プログラム(Clinical Epidemiology Program(CEP))「疫学応用」において、「傾向スコアを利用した解析」の講義を担当しています。

博士課程(医歯学系専攻) 「疾患予防パブリックヘルス医学概論」

大学院医歯学総合研究科医歯学系専攻博士課程「疾患予防パブリックヘルス医学概論」において、「Lifecouse epidemiology」の講義を担当しています。

教職員対象(統合研究機構)「臨床研究論文執筆コース(観察研究)」(科目責任者)

修士課程(グローバル健康医学(Masterof Public Health in Global Health (MPH)コース))「疫学I、生物統計 Ⅱ、医療システム、医療ビジネス、グローバルヘルス、母子保健学、行動科学、環境保健学」(科目責任者)、「疫 学II、公衆衛生学実習I、公衆衛生学実習II」

MPH(The Master of Public Health in Global Health course)
公衆衛生学修士号(MPH)を取得することができます。全て英語です。ハーバード大学、ジョンズホプキンス大学等の教授陣による講義もあります。特に社会疫学、ライフコース 疫学、行動科学、母子保健について深く学ぶことができるMPHコースです。