国際健康推進医学

研究プロジェクト

子ども虐待(特に揺さぶられ症候群の予防)

揺さぶられ症候群の実態及び関連要因を明らかにすべく千葉県鎌ケ谷市、愛知県、千葉県千葉市等で調査を行なってきました。そのデータは合計2万人分にもなります。
さらに、厚生労働省との協働で揺さぶられ症候群の予防のためのDVDを作成し、YouTubeにアップされています。このDVDの視聴が揺さぶりを減らし、実際の虐待による頭部外傷による入院事例の減少効果を検証する研究を千葉市、大阪府、東京都でランダム化比較試験を含むエビデンスレベルの高いデザインで行なっています。

その他、代表性のあるデータで子ども虐待の実態と要因を把握する研究を足立区 子どもの健康・生活実態調査(A-CHILD)で行なっています。

また、養育行動の世代間連鎖を生物学的に明らかにする研究として、東京・沖縄で3世代調査を行い、祖母から母、母から子への養育行動の伝播を行動観察及び遺伝子、オキシトシン等を含む生体試料により明らかにしようとしています。

さらに思春期までの虐待の影響を見るべく、児童養護施設で生活をしている子どもとそうでない子どもの比較研究も実施しています。

そして、虐待予防のために妊娠期から介入すべく、足立区と協力し、ハイリスク妊婦への保健師による介入研究を行っています。具体的には、保健指導の内容をアプリ化し、それが搭載されている電子デバイスを持って保健指導するこの虐待予防効果を検証しています。(詳しくはJST藤原プロジェクトを参照)。

[関連リンク]
揺さぶられ症候群の予防のためのDVD
JST藤原プロジェクト