国際健康推進医学

研究プロジェクト

メンタルヘルス(特に妊娠期、育児期の親のメンタルヘルス、被災地のメンタルヘルス、子どものメンタルヘルス)

妊娠期・産褥期におけるメンタルヘルスの問題が虐待のリスク要因であるというエビデンスに基づき、足立区において保健師によるハイリスク妊婦への介入研究を行なっています。その周辺にあるDVについても要因を明らかにし、どのような介入が適切かを研究しています(詳しくはJST藤原プロジェクトを参照)。
また、愛知県において妊娠届から3歳児健診までの縦断データを用いて、妊娠時のメンタルヘルスがどの程度、3歳までの子どもの健康状態や発達、虐待傾向に関係しうるのかについて調べています。

自然災害によるトラウマ体験と子どものメンタルヘルスとの関連を見るために、東日本大震災の被災地(岩手県、宮城県、福島県)における子どものメンタルヘルスのコホート研究を立ち上げ、震災の子どもへの長期的影響を観察しています。対照群として三重県の子どもたちも参加しています。このコホート研究では、実験による時間割引率を測定している他、心拍変動や血圧なども計測している点が特徴です。表情から感情を読み取る研究も同時に行なっています。

さらに、自閉症スペクトラム障害、問題行動、向社会性、レジリエンス、自己肯定感、幸福感に関して調査を行い、子どものメンタルヘルスを高めるための研究をしています。